おがきちか「エビアンワンダー」

エビアンワンダー 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

休刊したアワーズライトで連載していた少年画報社の全２巻と、
ZEROSUM増刊WARDで連載中の続編であるreact１巻が出てます。
少年画報社のほうの１巻だけ買って積読状態だったのですが、
昨日読んでみて見事にはまり、今日２巻とreactも買ってきてしまいました。

以下ネタばれ
悪魔と契約し、悪しき魂を狩る“銀符”という設定がすごく好き。
銀符であるフレデリカの徹底的に悪を憎む姿勢がかっこよくて、痛々しくて…。
銀符のフレデリカ、弟であり侍符のハウリィ、２人に無理やりついて来る僧侶のフェイ
三人のそれぞれの関係性にあったかくなったり切なくなったりしました。
フェイは好きというよりも、どこか危なっかしいフレデリカが心配だからついて来るんでしょうねぇ。たぶん。
フレデリカはハウリィに、彼女の為のではなく自分の人生を歩いて欲しいと思いつつ、
それでも、悪魔の契約のせいであっても自分を家族で必要な存在としてみてくれて嬉しいと思っている。
『どうせ　フレデリカと　俺だけの　家族なんだから』の後のフレデリカの表情が印象的でした。
たぶん次の巻ではフレデリカとハウリィの絆を軸にした話が読めるんじゃないかと予想してます。
そこにどうやってフェイが絡んでくるのか？というのも楽しみ。