高野宮子「小鳩邸異聞」

小鳩邸異聞 (ゼロコミックス)

小鳩邸異聞 (ゼロコミックス)

何か 僕にできること
ありますか?
人外モノ3つ目。読んだのは夏休み(9月)ですね。感想書くの遅くなってしまった・・・。
高野宮子さんの作品を読むのはこれが初でした。以前ぱふのコミックス紹介で見て気になっていた作品です。出版社が出版社だけにBLなのかな・・・と思ってたんですが、ネットで調べたところそうではないようなので手を出してみました。全然BLじゃなかったです。
とぼけた味わいのある、ほんのり暖かくなるお話。ホラーに使われるような題材を、ほのぼのとした話や暖かい話にしてしまう作風が新鮮です。まさかドッペルゲンガーをあんなふうに料理されるとは思わなかった。人も人でないものも同じように暖かく見守る小鳩先生が素敵です。十郎のバカンスの話が好き。笑。
この作品で他の高野宮子作品が気になったので「フラワーガーデン」「スペースカウボーイの逆襲」「ばら色の人生」も読んでみました。やはりみんなほのぼのとした味わいでした。そういえば「ばら色の人生」はwebスピカなんですよね。あんだろのために購読してましたが、楽しみが増えてよかった。