藤田貴美「ご主人様に甘いりんごのお菓子」

いや 君から
いえいえ 貴方から…
大好きです。頭から終わりまで物語として完璧だと思う。↑のセリフのシーンも大好き。今回の引用は思い入れたっぷりになりました。
しょっぱなから恥ずかしい告白ですみません。でもほんと大好きなんですよこの物語が。前々から持っていて、今月のスピカにまたこのシリーズが載るということで読み返してみたんですが、何度読んでも良い!というか好き!(恥ずかしい奴でごめんなさい)コメディと真面目な部分の匙加減や、ロマンス100歩手前のような些細なやり取りがすごく好みなのです。あとがきで藤田さんが書いておられるように、高学年向け児童文学書をそのまま漫画にしたようでした。
表題作以外では「651のブルー」が好きです。感想は上手く表現しにくいので割愛しますが。あとがきの絵がすごく素敵。そういえば「温室舞踏会」は百合モノでした。ここにも百合があったとは(苦笑)実はこれが初の藤田貴美作品です。次はEXITに手を出そうと考え中。