スピカ 2月号

書こう書こうと思いながら遅くなってしまいました。いやまあ毎度のことですが…。あんだろは載ってませんでしたけど、個人的にはかなり満足な内容でした。今回はDark Seed、続・ご主人様に甘いりんごのお菓子、ばら色の人生です。
以下、ネタばれですので見たい方だけどーぞ!
Dark Seed
結構好きな作家、紺野キタさんの新連載。学園ファンタジーもの?なのでしょうか。まだ1話目で説明されてない部分が多く、設定が上手く飲み込めていないのですが、すごく面白そうな予感がします。キャラクターも皆いい味を出してるのでどんなふうに盛り上げてくれるのか、これから楽しみです。早く一人前になりたくて必死なセレストが好きなタイプの主人公で嬉しい。いろいろと確執があるらしい彼女のカノンのクリスと、今後和解するのか決裂するのかどっちなんでしょう。女の子同士のガチ大好きなんで、どっちに転んでも楽しめそうです。学園ものにつきものな恋は描かれるかしら?個人的には真の魔法使いのヴィンセントさんがそういう展開に絡んでくるの希望ー。


続・ご主人様に甘いりんごのお菓子
1月号の予告ではたしか“続・ご主人様の長い一日”だったのに、題名変わったみたいですね。まあどうでもいい話なんですけど、ちょっと気になったので。
相変わらず大好きだなー、このシリーズ。お互い嫌っているわけではないけど素直じゃない者同士の、口論というかど突き合いが大好きなので、読み初めからにやにやでした。内容の方も、婆やさんが帰ってきたらアップルビーはどうなるんだろうとずっと気になっていたので、うやむやにせず描いてくれてよかった。おそらく彼女がお屋敷から離れることはないと思ってはいても、どういういきさつでそうなるのかが気になるところですね。来月が後編ということなので、どんな風に纏めてくれるのか楽しみです。でも終わっちゃうのは寂しい…。


ばら色の人生
1月号の感想でお化け屋敷とか書いてましたけど、迷路でしたね。なんでお化け屋敷と勘違いしたんだろう。そうだったらいいのにという願望でしょうか。
最終回だというのに、ドラマチックになることもなく最後までほのぼのでした。迷路の罰ゲームに当たったのが神坂の友達2人組みっていうのがお約束でよかったけど、神坂と恵ならなおよかったなぁ。あ、でもそうなっちゃうと“恵=幸運の女神”っていう図式が崩れてしまうのか。これも伏線になるんでしょうかね?割とあっさり恵への気持ちを自覚しちゃう神坂が、高野宮子作品の登場人物らしいです。そしてその後に怯えてるのがもっと‘らしい’。タイトルの意味も明かされて本当に終わりなんでしょうけれど、最後の落ちのせいでまだ続きそうな感じがしました。高野さんにはまたスピカで描いて欲しいです。