ナルニア追記

思い出したことがあったので、更新稼ぎがてらつらつら書いてみます。
映画を見に行った理由のひとつに、エドマンドが魔女からもらう暖かい飲み物とプリンがどんなにおいしそうな物なのか見たい!というのがありました。初めて読んだ小さいころは、心をすっかり支配されてしまうほどおいしいプリンってどんなのだろう。きっと白っぽくてふわふわで、それでいて口に入れたとたんとろけるような…などと想像をめぐらせたものです。でも今回映画を見たら、プリンじゃなくてターキッシュ・ディライトとかいうプリンとは程遠いものだったのでひどくがっかりしました。きっと原書では最初からターキシュ・ディライトだったのを、日本人にはわかりにくいだろうと訳者の瀬田貞二さんが腐心してプリンにしたのでしょうね。(訳した当時)プリンだったら知名度もあるうえ、子供にはある種憧れのお菓子だったと思いますし。今のナルニアは改訳版だったと思うのですが、ターキッシュ・ディライトはプリンのままなのでしょうか?ちょっと気になります。
アスラン白い魔女のやり取りを見たら、彼らの因縁が描かれている「魔術師のおい」が読みたくなってしまいました。いい感じにうろ覚えなので機会があればまた再読してみたいです。古い契約が何だったのかすっかり忘れてしまいました。