TRUE REMEMBRANCE

TRUE REMEMBRANCE様

自身では処理しきれないほどの悲しい記憶を持つ人々が訪れる、白い街。
「セツナ病」患者である彼らのその悲しい「錆色の記憶」は、
封師と呼ばれる人々により処理されていく。
8番街の丘の上の家、ある冬の日、
封師を生業とする青年と、記憶を消すために訪れた少女が出会う。
物語はここからではなく、すでに始まっていた。

ネット上で手に入る、フリーのサウンドノベルの紹介です。一日に一章と決めて、少しずつ大切に読んでいきました。心にすっと染み込んでくるような文章とあたたかい絵。オルゴールの音色とともに進んでいく、切なさを含んだやさしい物語。ゆったりと穏やかに流れていく日常が少しずつ変化していくにつれて、二人の抱えている記憶も明かされていきます。忘れるとは、忘れられるとは、忘れたいとは、忘れたくないとは、という事が「記憶」をキーワードにして描かれていました。
何を書いてもネタばれになりそうなので感想でなく紹介になりました。バナーに作者様のサイトのリンク張ってありますので、興味を持った方は覗いてみてはいかがでしょうか。フリー作品のものとは思えないほど美麗なOPムービーも別途DLできます。