ゲームいろいろ(男性向け18禁その2)
うろ覚えの記憶を引っ張り出しながらだらだらと。前半年は本当にエロゲばっかやってたなあ。
AIR *18禁注意
いい加減key作品はやっておくべきだよなーと思い、「泣きゲー」としか知らずにプレイ。「泣きゲー」というとすごく口当たりの良いものに思えるけどそんなことなかった。ふれた人の心臓を簡単に一突きにしてしまえる鋭利な作品でした。当時のことは分からないけど、AIRでぐっさりきて、エロゲをぱったりやめちゃったような人は少なくなさそう。
ここまで手が届かない作品が恋愛ADVとして存在するところに、エロゲというジャンルの懐の深さを感じました。突放されるのではなくて、目の前にくっきりと見えているのに手が届かない。かろうじて触れられるけど掴めない。それをよしとする人は観鈴ちんに降参し、苛立つ人はAIR編を受け入れられない、というようにはっきり分かれるんだろうなーと思ってしまった。私は前者です。
天真爛漫少女とぶっきらぼう青年萌え。コミカルな掛け合いを積み重ね、じわじわと近づいていく距離感にはとてもにやにやさせていただきました。3組もあって大変に美味しかった。
この作品には、焦がれているけれど届かないままにしておきたいもののことを思い出させられます。私にとってのそれは少年の形をしているけれど、AIRは少女の形をしているように思いました。